全国の作業療法士の皆さんへ
2011年6月17日
第23回東北作業療法学会
実行委員長 藤井 浩美
(山形県立保健医療大学)
リレー・メッセージへの参加(ご依頼)
作業療法士のみなさんの東日本大震災に対するご支援に心から敬意を表します。
今、私たちは、東日本大震災という自然からの大きな試練に加えて、科学技術の結集であるはずの原子力発電所事故という人工物からの放射能被害、さらにはその風評被害という眼には見えない脅威にさらされております。
2011年3月11日以降、テレビやラジオの報道に一喜一憂しながら、「今の私に何ができるのか!?」と自問自答の日々を送っております。
このたびの大震災で亡くなられた方々のお一人お一人に日々の生活が存在したこと、その方々には、大切な肉親や友人が存在すること、その大切な方々をおいて旅立たなければならなかったこと、また被災された方の中には、大切な肉親や友人を失われた方々がいること、大切な家財や思い出を失われた方々がいること、そして、日々の生活を失い不安な毎日を送られている方々が大勢いること等々を想うとき、私は底知れない無力感に苛まれます。
今、私たち作業療法士には何ができるのでしょうか!?
今、私たち作業療法士は何をしなければならないのでしょうか!?
それぞれの立場でそれぞれの方々が考え、行動されていることと存じます。そこで、来年9月29日(土)と30日(日)に山形市で開催される第23回東北作業療法学会では、その取り組みを作業療法士で共有し合おうと考えました。皆さんのご意見を礎に東北作業療法学会を作り上げようと考え、いち早く第23回東北作業療法学会ホームページ(HP)を立ち上げる次第です。このHPを通じて、各地の作業療法士が情報交換し、来秋には私たちが「今こそ、東北のちから!」を内外に示せるよう作業療法士の力を合わせましょう!
どうか、私たちの学会企画にご賛同願います。このHPのメッセージは定期的に更新する予定です。作業療法士の方々に、東日本大震災に対する作業療法士の具体的提案や行動の紹介、今の心境や要望など、このHPにどんどんご投稿願います。写真や動画の掲載もOKです。
“東北はひとつ!日本はひとつ!そして、人類はひとつ!”第23回東北作業療法学会では、山形から人類の未来、作業療法の未来を考えましょう!
投稿原稿に必要な項目
(1)所属(ふりがな)、(2)協会員番号、(3)氏名(ふりがな)、(4)所属県士会名、(5)タイトル、(6)本文(600字~1,200字程度)、(7)必要に応じて写真数点までOKです。動画はリンク先を明記してください。
送信先E-mail:totc23-office@umin.ac.jp
ご投稿頂きましたリレーメッセージの中から第23回東北作業療法学会において粗品を進呈致します。